この度、「食べること」に特化した歯科医院を開業する運びとなりました。院長を務める濱田です。
高齢社会の現在、数多くの高齢者の患者さまが、歯はもとより、それ以外のお口のトラブルで悩んでいらっしゃいます。なかでも、私が大学病院(北大・昭和大)に勤務していたころこれは、食べものを噛んだり、飲み込んだりすることに必要な舌やお口の機能が衰え、食べものを飲み込むのに困難を伴い、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性がある障害です。
高齢者がますます増えるなか、加齢とともに気づかないうちにお口の機能が低下しているのが現状です。食べることは、生きることそのものです。だからこそ、早期にお口の機能の低下を防ぎ、摂食嚥下障害が重症化しないよう、手立てを講じることが大切なのです。そのためには、ぜひ多くの皆さまに、早めに検査を行い、訓練や治療を受けていただくよう専門の医院としておすすめします。
また、来院できない患者さまのためには、訪問診療を重点的に行っています。在宅や施設にいる患者さまをはじめ、ご家族、ケアマネージャーなど関係者の皆さまにも、わかりやすい説明とご家族の負担の少ない、当院内で行うのと同等の安心安全の治療を行うことをお約束します。
私自身、食べることが大好きです。いつまでもお口からおいしく食べて、健康でいたいと思っています。それを叶えるためには、健やかなお口の環境が必要です。皆さまにも、ぜひそれを実現していただきたく、専門の医院として開業しました。些細なことであっても気になることがありましたら、どうぞ一度お気軽にご相談ください。