健康を支える食事と運動。高齢者においては特に気配りが必要ですが、食べることは生きることに直接つながる大事な生命維持の営みです。そして、歯科があつかう「口」は、消化器官の先頭にあって、人間が生きるための活動の最初の機能を担っています。
普段、何げなく食事をしているかもしれませんが、食べ物を口に運び、噛み、飲み込むことがそのまま健康に影響を与えることをしっかり認識して、まずはお口の健康管理に励みましょう。在宅や介護施設の患者さまの場合でも、普段のお口のケアから、オーラルフレイルの状況把握など、ひいてはQOL向上のために、歯科ができることがたくさんあります。
在宅の患者さまのご家族や介護施設の方とは、密に連絡を取り合って、患者さまにとってベストな方法を一緒に考えていきたいと思います。症状について気になること、診療内容などについての疑問点などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。